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2020年03月26日 [自転車の事]

先を予測して思慮深く・・・・

「有事への備え」
我が業界は生産工場が止まった時を境に始まりました。

経験したことのない非常事態へ向けて自転車業界がざわめき始めました。

先を予測して冷静に判断し素早く決断する人と企業。
周りを気にしながらウロウロする人と企業。
今しか見えず予測もないノー天気で軽率な人と企業。

こういう時にこそ誰が信頼の置ける人なのか?企業なのか?わかるような気がします。


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学校臨時休校の主旨を理解できているのか?まるで夏休みのように子供を野放しにしている町の風景を目にするたびに「我慢すること」「我慢させる事」を、いつから我が日本国民は忘れてしまったのだろう・・・・・と思います。

ストレスも経験、何事も経験、楽より苦から学ぶことのほうが成長するような気がするし本当の喜びを知るような気がします。



「首都封鎖に向けての準備」
自転車組合の全国組織連合会である日商連からはまだガイドラインが出ていないようなので各自個店での対策になっています。

当店では第一段階として仕事の絞り込みを始めています。
何を第一義とするべきなのかを考え、仕入れや販売修理等の仕事の全ての整理作業に入りました。

自分の趣味で改造されたカスタム車や我が業界の隠語でありますが「Ⅾ、Ⅾ、H、C」安全基準??の修理は丁重にご遠慮させて頂いて、作業効率を上げるようにしました。

隠語のⅮ、Ⅾ、H、Cとは「それ?自転車のメーカーじゃないんじゃない??」というものです。
修理の作業完成の見えない(精度等が曖昧で作業してみなければわからない)ものは受け付けないというのが本音です。

自転車を知れば知るほどメーカー不明やBAAマークの付いていない自転車の怖さを知ってしまうからです。

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自転車乗りの精神論ロードマンシップに「常に最悪の事を考えて」と言うものがあります。
譲り合いの精神と共にサイクリストであれば誰もが知ることです。

私も子供の頃から叩き込まれ育ちました。

ラガーが「ワンフォーオール、オールフォーワン」の精神をこよなく愛するように自転車のロードマンシップ「常に最悪の事を考えて」は私の身体にもたっぷりと沁みついております。

「ちゃんと言いつけを守る時は守って頑張りましょう。」
と、戦争という有事を体験した昭和時代の先人達の教えだったのでしょうね。



P、S、

「常に最悪の事を考えて」は船乗り精神シーマンシップと同じだそうです。

船は沈没すると思って行動する者と船は絶対沈没しないと思って行動する者。

船が沈没し出した時にどちらの人のほうが冷静に対応出来るのか?という事です。







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